伍段帳

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【毒・霧・波・動】わるいアーボック

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ポケモンカードGB2』のおまけカード「GR団のミュウツー」を使ったデッキ。
「わるいライチュウ」と組み合わせたレシピは結構転がっているのですが、「わるいアーボック」採用型はまだまだ少なく感じたので、記録として残しておきます。


ポケモン:14枚
GR団のミュウツー★★★★★★★★
アーボ(ロケット団)4
わるいアーボック
ヤンヤンマ
ベロリンガ(ジャングル)2
コラッタ(ロケット団)

・トレーナー:34枚
オーキドはかせ4
ウツギはかせ4
マサキ4
クルミ
ポケモン交換おじさん3
礼儀作法
夜の廃品回収2
ワープポイント2
ふうせんのみ
ディフェンダー
学習装置2
ポケモンの笛
ロケット団のアジト2
ロケット団参上!

・エネルギー:12枚
草エネルギー12


【やりたいこと】
「わるいアーボック」のベンチダメージを「GR団のミュウツー」で補強し、まとめて倒していくデッキです。
一発一発は小さいですが、何度も蓄積すると馬鹿にならないダメージ量になります。


【カード解説】
・GR団のミュウツー
構築の主軸。
「わるいはどう」の為だけに採用されているので、基本的にベンチでふんぞり返っています。
「わるいぞうふく」も相当な壊れワザですが、超エネルギーが入っていないので今回は使えません。
完全に余談ですが、ポケモン世界では同じ「はどう」でも、「波動」と「波導」は別物らしいですね。


・アーボ(ロケット団)
一番無難なアーボ。
「わるいアーボック」が育つまでは壁ポケモンを前に出しておきたいので、ワザを使う機会は少なめですが、有事の際は最低限戦えます。


・わるいアーボック
メインアタッカー。
「わるいはどう」とのコンボでダメージをどんどんばら撒いていきます。
「わるいライチュウ」と比べるととにかく遅さが目立ちますが、総ダメージ量はこちらの方が多くなりやすく、やや安定寄り。
紙体力な割に要求エネルギーが多いので、完成前後共に手厚くフォローしてあげる必要があります。


ヤンヤンマ
ポケモンその1。
「GR団のミュウツー」が殿堂ランクを全て食い潰してしまい、優秀なエネルギー加速カードを入れられないので、こういった壁ポケモンを入れておく必要があります。
逃げゼロ、ベンチばら撒き、抵抗力無視と、このデッキと非常に噛み合った要素を持つ優等生。
「わるいアーボック」が倒されたらまずこのカードを前に出して様子を見ましょう。


ベロリンガ(ジャングル)
ポケモンその2。
説明不要の超優秀な時間稼ぎポケモン
「わるいアーボック」の弱点をついてくる超タイプと戦う時はこのカードで相手をします。
アーボックベロリンガが一緒に入ってるあたりムサシデッキ感がありますね。


コラッタ(ロケット団)
サイドに落ちてしまった「GR団のミュウツー」を回収する為のカード。
逃げゼロかつ超タイプとの殴り合いもできる縁の下の力持ち。
「わるいラッタ」を入れてアタッカーとして運用することもできますが、今回は不採用です。


・各種ドローソース
定番どころの4種をそれぞれフル投入。
デッキの動かし方自体はいたってシンプルなので、ドローソース配分も一番素直な構成にしています。


ポケモン交換おじさん、礼儀作法
定番サーチカード。
モンスターカードの枚数が少なく、急いで展開するデッキでもないので、一枚「礼儀作法」に変えています。


・夜の廃品回収
こちらも無難に2枚。
戻す対象は主に「わるいアーボック」ラインと草エネルギー。
エネルギーは多めに入れてありますが、それでもゲーム終盤は不足しがちなので、こまめに山札に戻しておきましょう。


・ワープポイント
交換カード。
「GR団のミュウツー」「ベロリンガ」を後ろに下げたい時に使います。
「突風」が使えないので、「ポケモンいれかえ」ではなく、相手ベンチに申し訳程度に干渉できるこちらを採用。
ベイビィポケモンを前に出されたりした時はこのカードでどかしていきましょう。


・ふうせんのみ
同じく交換カード。こちらは場に残しておけるのが魅力。
呼び出されるとまずいポケモンが結構いるので、ワーポと併せて厚めの採用です。


ディフェンダー
「わるいアーボック」を延命するためのカード。
とにもかくにも脆いので、こういったカードで行動回数を増やすのが大切です。


・学習装置
疑似エネ加速。
倒されやすく、後続の準備にも時間がかかるこのデッキにとって非常にありがたい存在。
エネルギー1枚+学習装置で構えておけばすぐに戦線復帰できます。


ポケモンの笛
ベンチ狙撃デッキのお供。
HPの低いたねポケモンを呼び出してサイドカードを頂戴します。
決まれば強いかな?くらいの認識なのでピン差しに留めています。


ロケット団のアジト
「わるいアーボック」のHPを及第点まで引き上げてくれるカード。
書いてあることは無茶苦茶強いのですが、割られた時のデメリットが大きすぎる……。
保険程度に2枚採用です。


ロケット団参上!
「GR団のミュウツー」のサイド落ちを確認するカード。
低速デッキなので「マンキー(ジャングル)」でもよかったのですが、ベンチに置いておきたいカードが多かったので、今回はこちらにしました。


・草エネルギー
毎ターンしっかり手貼りしていきたいので、少し厚めの12枚。
加速手段がなく、メインアタッカーが3エネ始動のデッキはこのくらいの枚数があると安心できるかなという印象です。


【使い方】
ポケモンでひたすら時間を稼ぎながら「わるいアーボック」を育て、ひたすら「どくのきり」を撃ちます。地味です。
中盤以降、不用意にベロリンガを出して呼び出されたりしないよう注意しましょう。


【反省】
ダメージのばら撒きに関しては目を見張るものがありますが、対面で与えられるダメージ量は毒を考慮しても非常に少ないです。
そのため、盤面が整ったのにダメージレースに敗れる、といったケースが発生しがちです。
ポケモンの笛」「エリカの香水」などを追加で投入し、たねポケモンだけを狙って逃げ切る構築に寄せてみるといいかもしれません。


【おわりに】
デッキ紹介は以上となります。
とにかくデッキ相性に左右されやすく、安定して勝ち抜けるデッキとはとても言えませんが、相手ベンチを壊滅させる姿は爽快です。
サイドを一気に2、3枚とりたい欲求がある方はお試しくださいませ。
ここまでお読みいただきありがとうございました。